中1でのつまづきポイント上位~その①
ここでつまづいて、あとあと尾を引いてしまっている生徒さんたくさんいます
現役1年生は、ここをしっかりとクリアーしてほしいですし
2~3年生は一度ここに立ちもどって
しっかり理解できているか確認してみてくださいね
では、つまづきポイントその① いってみましょう
be動詞 と 一般動詞 の運用の違いがわかっていない
日本語には
be動詞と一般動詞のような区別がないため
1年生の時点で頭が混乱してしまう生徒さんが多いようです
be動詞と一般動詞を同時に使ってしまうケースが多々見られます
どうもbe動詞を「~です」「~ます」感覚で使ってしまうようなのですね
疑問文や否定文のときに間違うことが多いです
確認しておきましょう
be動詞は [主語 A ] + be動詞 + B で
「 A は B である 」
つまり 主語A が B である( の状態である・にいる・にある)という
簡単に言えば イコール(=)の関係を表す動詞です
運用に関して言えば
【否定文】 be動詞 のうしろに not をつけるだけ
【疑問文】 be動詞を前に出すだけ
一方
一般動詞は 動作動詞 です
何かに対して作用をおよぼしたり
なんらかの動作をおこなっていたり状態を保っていたり
を表します
運用に関して言えば
【否定文】 お助けの「助動詞」do, does, did などが動詞の前に必要
【疑問文】 文頭にお助けの「助動詞」do, does, did などが必要
※否定文・疑問文の時はともに動詞は「原形」にて運用
これが理解できていないと、どう困るのか
後々出てくる
「なに・いつ・どこ・どのように・なぜ」
を表す疑問詞たち
what, when, where, how, why
を使った表現で
きちんと疑問文が作れなくなります
さらに2年最後又は3年生で習う
現在完了形 の文章
ここでも疑問文は否定文
これらがきちんとわかっている前提で進んでいきます
be動詞・一般動詞
どちらのケースでもきちんと疑問文・否定文が作れる
ということは基本中の基本
本当に大切ですね
おすすめ教材
be動詞と一般動詞の違いを詳しく説明している参考書
あるようで、案外良いもの少なかったりします
そんななかでおススメなのは
『中学英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。』
見やすい紙面と詳しい説明で評判の高いシリーズですが
こちらの本でかなりわかりやすく説明されています。
中学全般の項目が載っていますので
なんとなく英語分からなくなってきた…
という生徒さんにも
苦手部分をあぶりだす教材として
おすすめ出来ます
中1文法は基礎の基礎だけにとても大切
今現在習っている文法事項を覚えることも大切ですが
基礎が出来ていないがために理解しにくくなっていることもあります
基礎の定着度チェック、時々確認しておきたいものです
【 追記 】
上記の一般動詞の運用の所で少し触れましたが
動詞の「原形」というものも
案外うやむやな状態の生徒さん多いようです
こちらもあやふやだと実に「マズイ」ことになります
別記事 ↓ にまとめていますので
良かったら読んでみてください